たんちょう釧路空港は海岸から約5km、市街地から北西に約20kmの丘陵地にあり、道内では新千歳空港、函館空港に次ぐ航空輸送の重要な拠点となっています。
たんちょう釧路空港は1961年7月に滑走路1,200mで供用を開始しましたが、航空需要が年々大きくなっていくのに合わせて滑走路の拡張を実施してきました。そして、2000年11月からは滑走路2,500mの供用を開始しています。これによってジャンボクラスの大型の航空機の運航が可能となり、また冬季の航空機の安全運航にも寄与することができています。
1991年からは釧路地方特有の濃霧による航空機の欠航を解消する為に、計器着陸装置(ILS=Instrument Landing System)の性能向上事業(霧対策事業)を実施し、1995年にはCAT-Ⅲa運用、2006年からはCAT-Ⅲbの運用が開始されています。
※CAT-Ⅲbは機材によっては対応してない場合がございます。
また、1996年7月4日には旅客ターミナルビルが現在の姿に一新。旧ターミナルビルと比較すると約2.6倍の大きさとなりました。
阿寒湖・雄阿寒岳 | 釧路湿原 |
外観の特徴としては、まず大屋根部分は、地元阿寒にある「雌阿寒、雄阿寒岳」をモチーフにしております。
また、建物を縁取るような赤いラインは、グレーの外壁色と相まって「丹頂鶴」をイメージしております。さらに正面に見える大きなガラス部分については、「釧路湿原」の緑色を採用しました。この湿原をイメージした緑色は、館内のビジュアルサインの背景色にも使われております。
商号 | 釧路空港ビル株式会社 (英文名 Kushiro Airport Terminal Building Co.,Ltd.) |
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所在地 | 〒084-0926 北海道釧路市鶴丘2番地 TEL 0154-57-8304 / FAX 0154-57-5879 |
設立年月日 | 1972(昭和47)年7月8日 |
資本金 | 200百万円(授権資本 550百万円) |
株主 | 北海道エアポート株式会社 |
主な事業 | 空港ターミナルビルの貸室業及び管理業 |
代表者 | 代表取締役社長 袴田慶一 |